今回の旅行は友人からのリクエストにより「太平洋戦争の戦跡」に焦点を絞って
行程を組みました
「毒ガス島」とも呼ばれる大久野島の毒ガス貯蔵庫跡。
ほぼ放置状態。
消毒のため焼き払われた跡も加えて綺麗に晴れた青空の下でも不気味なオーラが。
呉の「大和ミュージアム」
家族連れやらカップルやら凄い人!ヤマトニンキモノダネー。
江田島の「旧海軍兵学校」こと海上自衛隊第一術科学校。
入り口の看板。
大講堂。
皇族やエリート中のエリートしか上る事の出来なかったという壇上。
ここの建物は戦前に建てられたとはとても思えないほど綺麗です。
神殿のような「教育参考館」。
中も神殿のような造りで遺書や血書、遺品などが展示されている事もあり
非常に厳粛な空気です。
一般的な戦争をテーマとした資料館とは空気が異なり
当時から時間が止まっているかのような圧倒的なオーラを感じます。
最後に日本一いや世界一有名な戦跡、
原爆ドーム。
もう暗くなっていたのですが、不思議と今までのなかで一番現代の風景に自然に溶け込んでいるように見えました。
こうして戦跡をめぐって見ると広島のシンボルとなった原爆ドームから観光地として盛り上げたい大和、浮かれ気分で観光して欲しくないムードの旧海軍兵学校、もう出来れば早く朽ち果てて欲しいと思われているかもしれない毒ガス貯蔵庫まで戦跡に対する人々の態度はいろいろだなあと思いました。
かつてないほど真面目なレポートでした。はい。